こんな想いから生まれました

数年前、デザインの専門学校に通う私は吉祥寺にある井之頭公園のすぐ近くのマンションに住んでいました。

通学に使う駅は吉祥寺駅、ということもあり公園を通って駅まで向かっていたのですが、

春になると公園はブルーシートが敷き詰められ、

各所で宴会が行われていました。

そもそも、桜色が霞んでしまうほどのブルーの海になっていたので、

「花より団子だなあ」と思っていたのですが、

 

問題はこの後で、

 

お花見が終わると公園に設置された大きなゴミ捨て場には、

ゴミと一緒にブルーシートも捨てられていました。

そこからはお酒や食べ物の混ざったなんとも言えない臭いが漂い、

不快な気分に。

 

きっとこう感じるのはこれは自分だけじゃないだろう。

 

日本の風物詩”お花見”が残念なことになっている。

 

なんとかできないか。

 

そういう気持ちからこのシートを思いつき、デザイン・制作しました。

 

捨てたくないシート、

汚したくないシート、

景観を損なわないシート、、、

 

それは僕の中で、

お花見をする人も、それを見る人も楽しめる、風景をつくれるシートがいいだろう。

 

そう変換されました。

 

そして出来上がったものが「hana-saka」です。

 

 

1枚でひとひらの花びら

5枚で1輪の花

たくさんあれば花吹雪に・・・

 

そんな詩的な雰囲気もつくれますね。

ドローンで空撮してインスタ映えもするのでは?

 

世界各地で日本初の桜の花びらシートが広がったら夢がある。

桜前線と一緒に北上するのもいいですね。

 

そんな妄想をしています。

 

制作者 鈴木 淳史